徒然

小説漫画音楽。好き勝手に感想と紹介をします。

最近余裕と時間が無い。
買ってはいるけど読めていない。見れていない。
そんなものが多すぎます。

でも何か紹介したいなーと。

昔の記憶を頼りに、今も好きな小説紹介をしてみようかと。

1番読書をしていた時代って小学生の頃なので、その影響もあって小学館の小説とかすごく大好きです。今も好き。
昔読んだものを今読み返してみると新しい発見があっていいですよね。
面白い、楽しい、だけじゃない感想が浮かぶ

今も大好きなのは守り人シリーズですかね。
というかあの作者様の作品はどれも好きです。
ファンタジー好きの私としては外せない。

守り人は漫画化 アニメ化 実写化までしましたね。
一応全てに目を通しました。
だからこそ言います。
小説で読んでほしい。
でもきっと映像から見てしまった方には伝わらないのでしょうね……。
まだ何も見ていない方は絶対小説から、とおすすめします。

小説の、文章のいいところって、想像できるところだと思うんですよね。
読み手によって無数の世界があって、どこまでも広げていくことができる。
もちろん作者様の技術あってこそですけど。

ファンタジーは尚のこと。

守り人の世界観は本当にどこまでも不思議でファンタジーで。現実には無いものばかりです。
人間関係だったり、成長だったり、面白いと言える部分はたくさんありますが世界観が群を抜いてすごい。

映像化を見た時は絶望に近いものを感じました。
私の世界が止まってしまった……と。
映像化はもちろん見やすくて良いとは思うんですが想像力を壊されることもあります。
どこまでも広がっていたはずの世界にいきなり最果てが見えてしまったようなそんな感覚。

守り人シリーズで個人的に大好きなのは2作目の闇の守り人です。
ラストで毎回号泣。
本当に好きです。
暗闇の中。何も見えない真っ暗闇の中。
そんな世界を文字で表現してしまうのも文字書きとして尊敬です。

同じ作者様の獣の奏者もおすすめ。

計4作ありますが、個人的にですが2作目までが1番いいところかなーと。
あそこで終わりだと思ってました。
まさかその後を出すとは……。
これも漫画化とかされていますが、ぜひ小説から読んでほしいです。
理由は上記と同じ。

闘蛇と王獣という生き物がでてきます。
もちろん現実にはいません。

作者様の表現力は素晴らしくて、すごく細部まで想像できるんです。といってもやはり人によって違う生き物にはなってしまうと思いますが。

映像として見てしまった私は同じくこの小説を読んでいた友人と「え? こんなんだった? これ?」と言ってしまいました(笑)
想像と違いました。とても残念。
もっとこう、すごいイメージが……。

もうかなり有名な作品だとは思いますので、まだ奇跡的に手を出していなかったという方は是非。